11月18日(2007年)の朝日新聞にショッキングな記事があった。

　来春(2008年)のダイヤ改正で、寝台夜行列車に大ナタが振るわれ、寝台特急『あかつき』(京都-長崎)、同『なは』(京都-熊本)、寝台急行『銀河』(東京-大阪)が廃止されることが内定したというのだ。東京と九州を結ぶ『富士』(東京-大分)、『はやぶさ』(東京-熊本)も2009年春には廃止される見通しだという。

　私自身は、年1回くらいは寝台夜行列車を利用していたが、どの列車もいつもガラガラ。いつかはその日が来るとは考えてはいたものの、いざその日程が具体化すると、驚きと無念さは禁じ得ない。

　長年走り続けた列車が消えるとなると、多数のファンが押し寄せ、素顔の列車が見えないのが常である。

　そこで、JRからの正式発表があるまえに、寝台急行『銀河』に乗って、かねてから行きたいと思っていた鉄道博物館を訪れる旅を楽しむことにした。

■旅程(2007年12月19日〜20日)

大阪2222-(102レ・急行銀河)-0642東京-(京浜東北線)-御徒町…燕湯[入浴]…御徒町-(京浜東北線)-上野0920-(551M)-0946大宮1000-(埼玉新都市交通)-1002鉄道博物館…鉄道博物館[見学]…鉄道博物館1539-(埼玉新都市交通)-1542大宮1610-(638M)-1636上野-(京浜東北線)-秋葉原…電気街…秋葉原-(京浜東北線)-東京1846-(147A・特急のぞみ147号)-2119新大阪

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