朝風呂


御徒町駅付近


燕湯

 今日の目的地:鉄道博物館の開館は午前10時で、しばらく時間がある。そこで、朝風呂につかろうと思う。国鉄時代から営業していた東京駅構内のサウナ『東京温泉』がこの春(2007年)限りで閉店したこと、御徒町駅から徒歩5分くらいのところに朝6時から開いている銭湯『燕湯』があることはネットでぬかりなく調査済みだ。京浜東北線で御徒町に向かう。

 駅周辺の繁華街は、眠ったままであった。通りを行く人の姿もまばらで、こんなところに銭湯があるとは信じがたい。けれども、プリントアウトした地図を頼りに街を歩くと、絵に描いたような下町の銭湯が現れた。

 脱衣場は、常連とおぼしきお年寄り、大きな荷物を持った旅行者らで、予想以上の混みようである。
 浴室には富士山のペンキ絵。湯船のお湯は火傷しそうなほど熱い。典型的な東京の銭湯で、学生時代を懐かしく思い出しながら、その湯を楽しんだ。

燕湯

  • 所在地:東京都台東区上野3-14-5
  • 電話番号:03-3831-7305
  • 営業時間:0600〜2000(毎週月曜日定休)
  • 料金:大人 430円
    ※貸しタオル20円。石鹸(30円)、シャンプー(40円)等の販売もあり。

鉄道博物館へ


玄関ホール

 今年(2007年)の鉄道の日、神田須田町にあった交通博物館がさいたま市大宮区に移転して、鉄道博物館として新装オープンした。

 鉄道ファンの私としては一日も早く見物したかったのだが、10月14日の開館から1週間で約5万人もの来場者があり、芋の子洗い状態であるとのことだったので、今日までその期をうかがっていたのであった。

 上野駅の"エキナカ"で朝食を摂り、東北線の普通電車で大宮へ向かう。埼玉新都市交通に乗り換えてひと駅、鉄道博物館駅で下車すると、もうそこが博物館のエントランスになっていた。

 壁面には、万世橋付近の高架橋を模したレンガの装飾が施され、旧交通博物館の玄関先に鎮座していたD51の先頭部分が飾られている。

 券売機で買った入場券は、定期券大のプラスチックカードで、ちょっと味気ない。

 駅にあるのと同じ自動改札機を通って、いよいよ入場である。

 

 


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制作:2007年12月23日 修正:2008年01月06日