雲仙小地獄温泉 小地獄温泉館 |
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雲仙温泉街から少し離れたところにもうひとつの噴気地域があり、国民宿舎と数軒の小さな温泉旅館が集まっている。雲仙小地獄温泉といい、1731年開湯という古い歴史がある。 1919年に完成した共同浴場が長く親しまれてきたが、1993年に国民宿舎の外湯としてリニューアルされ、正八角形のドーム型木造湯屋が2つ並ぶユニークな建物が完成した。 浴室の扉を開けると、温泉の硫黄臭と湯屋の木の香りが渾然一体となった、何とも言えない魅力的な匂いがする。石張りの浴槽に満たされるのは、これまた見事な白濁湯である。露天風呂はないが、豪快な湯量の打たせ湯が併設されている。 温泉地にあるジモセン共同浴場は、とんでもなく熱いところが少なくないが、ここは関西人の私にちょうどいい位の温度に調節されているので、ついつい長湯をしてしまいそうだ。 畳敷きの休憩室があり、自販機の飲み物で喉を潤すことができる。希望すれば、国民宿舎から食事を出前してもらうこともできるようである。 適度な鄙びが感じられる外湯で、地元指向の共同浴場(新湯共同浴場・湯の里共同浴場)はちょっとディープすぎるとお考えの旅行者には最適だろうと思う。 お気に入り指数:★★★★☆
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旅の情報 |
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昨年(2004年)夏にオープンした『雲仙お山の情報館』には、雲仙の自然や歴史に関するわかりやすい展示があるので、ぜひ訪問されることをお勧めしたい。特に、島原半島の温泉とその成因についての展示は、温泉ファンにとって非常に興味深いものがある。
入場無料(駐車場も無料)。 長崎県南高来郡小浜町雲仙320 |
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制作:2005年10月2日 修正:2005年10月4日