雲仙温泉 新湯共同浴場 |
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雲仙にある3か所の共同浴場のひとつ。 一見したところ、民家のような建物。管理人が常駐しているが、現金では入浴できず、あらかじめ近くの商店で入浴券を買うシステムになっている。 素朴な石張りの浴室に長方形の湯船があり、白濁したお湯が満たされている。地獄から引き湯したものだそうで、強い硫化水素臭が心地良い。 雲仙の開山は今から1,300年もまえのことだが、シーボルトがその著書で紹介したことから、明治の早い時期から、外国人向けの高級リゾート地として整備されてきた。 今でもどこか上品な温泉街の雰囲気は、こうした雲仙の歴史によるものだろうと思う。 お気に入り指数:★★★★☆ |
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旅の情報 |
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国道57号線は、大分市と長崎市を結ぶ幹線国道(旧一級国道)である。
熊本からは三角半島に向かい、三角-島原間はフェリーでの連絡となるのだが、その後はつづら折れの山岳道路となって標高700mの雲仙温泉に達し、再び橘湾に面した小浜に駆け下るルートとなっている。 島原と諫早・長崎を結ぶだけなら、海岸沿い(国道251号線)をたどったほうが早いはずで、古くから外国人向けのリゾートとして開発された雲仙が、いかに重要な地位を占めていたかを示していると思う。 写真は雲仙の地獄脇を通過する国道57号線。温泉街のメインストリートでもあるが、バイパス道路はない。 |
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制作:2005年10月2日 修正:2005年10月3日