2004年
JR西日本吹田工場一般公開

 我が家のすぐ近くにあるJR西日本吹田工場は、同社のアーバンネットワークを支える電車の検修・改造を引き受ける車両工場である。
 敷地面積は11.7万m2(甲子園球場の約3倍)で、関係会社を含めて約670人が働き、年間約1,800両の定期検査と約100両の改造工事を行っているという(配付されたチラシより)。

 8月1日(日)、毎年恒例の工場一般公開が行われたので、見物してきた。

正門前

   開場20分前に出かけたのだが、いるわいるわ、すんごい人出。入場を待つ人の列が延々続いている。

 "鉄ちゃん"の姿も少なくないけれど、主役は家族連れである。

中庭

   正門を入ると、今年も"流電"ことモハ52001がお出迎え。

 1936年に製造された、現在の新快速電車の祖先。京都-大阪間を36分、大阪-神戸間を28分で走破した。準鉄道記念物に指定されている。

   Jスルーカードとイコカの販売ブース。

 先着3,000人に運転時刻表のオマケつき。更に抽選で特急雷鳥のヘッドマークが当たるとあって、大人気であった。

   車両部品即売会。

 この一角は、アヤシイ目つきの熱心な鉄ちゃんだけが集まり、異様な雰囲気。
 私も参加したかったのだけれど、思わぬ散財をしてしまいそうで、遠慮した。

展示車両

   ズラリと並んだ展示車両。
 向かって右から、115系、213系、221系、113系、201系。

 クロ213は、昨秋まで瀬戸大橋線で活躍していた車両。まだまだ使えそうだが、特殊な車体構造ゆえに転用先がない。ヘッドライトなどが取り外されており、より正確に言えば廃車体である。

   今年の目玉は、"サロンカーなにわ"

   例年、冷房を効かせた編成が、休憩所代用として開放される。
 今年は、"パンダ電車"。

つづき

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制作:2004年8月1日 修正:2004年8月2日