広島新幹線まつり2004

922系電気軌道総合試験車

 子供たちにはあまり人気がなかったようだが、一部鉄チャンの熱い視線を浴びていたのが電気軌道総合試験車"ドクターイエロー"。
 営業列車と同じ速度で本線を走行しながら、軌道や架線の状態を調べる。システムとしての新幹線になくてはならない存在。

 JR西日本所属の922系は、0系をベースにした編成。2001年にJR東海所属の923系電気軌道総合試験車が就役して以来、予備車的な存在になっている。

 この日の朝、展示のために博多から駆けつけた。

保守用機械

 様々な保守用機械も展示された。
 ただ見せるだけでなく、希望者は試乗もさせて貰えるという大サービス。

 どの機械も新しく、斬新なデザインであったのが印象的である。
 JR西日本の屋台骨を支える新幹線。そこいらの赤字ローカル線とは、カネのかけかたが違うのだ

 もっとも、こういうローテク(?)もある。

 小さなエンジンで走る軌道人車。想像以上のスピードが出る。
 試乗には長蛇列ができていた。サスペンションの類は皆無のようだが、いったいどんな乗り心地なのだろう。

ミニ新幹線

 キッズに人気のミニ新幹線。

 レールはなくて、要するに自動車の一種なんだけれど、まあ、そんなカタイことは言わないでおこう。

 若い女性乗務員が運転してたが、ふだんと勝手が違うのか、何やらギクシャクした動きであった。

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制作:2004年10月20日 修正:2004年10月21日