広島新幹線まつり2004


展示車両と見学を待つ参加者

 10月17日、JR西日本広島運転所の一般公開(広島新幹線まつり2004)が行われたので、見学してきた。

 ことし、開業40周年を迎えた新幹線だが、トンネルや高架橋を走る区間が多く、駅以外の場所で、車両を見る機会は少ない。
 この日は、山陽新幹線を走る営業列車全系列と、922系電気軌道総合試験車が勢ぞろい。普段は立ち入り厳禁の運転所内で、文字通り電車に触れ合うことができて、大満足であった。

旅程(2004年10月16日〜17日)

10月16日
新大阪1929-(29A・のぞみ29号)-2051広島<泊>

10月17日
広島0907-(回送列車)-0915広島運転所-[広島新幹線まつり2004見物]-広島運転所1309-(回送列車)-1315広島-(広島電鉄)-八丁堀-[お好み焼き試食]-(徒歩)-[比治山公園]-(徒歩)-比治山橋-(広島電鉄)-広島港-(広島電鉄)-広島-[カキ料理]-広島1844-(378A・ひかり378号)-2020新大阪

 

広島運転所行き列車

 広島運転所は、本線とは少し離れた山あいにある。

 在来線なら芸備線矢賀駅が最寄りになるが、参加者を運転所に出入りする回送電車に便乗させるサービスを行っている。
 午前8時から、広島駅新幹線コンコースで整理券の配布が行われるときいて、ホテルを早めにチェックアウト。7時40分頃に来てみると、既に長蛇の列が出来ていた。

 博多方から入線してきた広島運転所行きの回送列車。何と500系。
 平常ダイヤでは、この時刻に広島運転所に入る500系列車はない。つまり、イベントのための特別列車である。

 コンコースに溢れていた参加者の大半は、希望通りこの列車に乗れた様子。新幹線の巨大な輸送力を改めて実感した。

 広島駅を出た回送列車は、広島運転所に向かう連絡線に乗り入れる。
 左に大きくカーブして本線と袂を分かったのち、芸備線に沿った高架橋の上を走る。営業線ではないが、乗り心地は悪くない。

 

 広島運転所は、車両基地であって駅ではない。

 どうやって客を降ろすのかと思ったら、何と列車は検修庫に到着。普段は、車両清掃のおばさんが往来するホームから下車する。

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制作:2004年10月20日 修正:2004年10月21日