音の花温泉


『音の花にぎり』(2004年当時)


『音の花にぎり』(2010年10月)

 生駒市にある日帰り入浴施設。

 いわゆるスーパー銭湯とは一線を画したゆったり系の造りで、地元農産物の販売所も併設されている。公営ではないことは確かだが、しかし、民間らしい派手な宣伝もなく、いったい誰が経営してるのかと思う。

 脱衣場から浴室に踏み入れると、大きな主浴槽、気泡風呂がある。しかし、これは付属施設みたいなもので、浴槽の湯も、どうも水道水っぽい感じがする。温泉ファンなら、広いガラス窓の先に見えている露天風呂に向おう。

 巨大な木造屋根が架けられているので解放感はいまひとつだが、奈良県内では、最大級の露天風呂であることは疑いがない。
 無色透明のお湯は滑らかな感触で、肌にはじゅうぶんなぬめりを感じる。湯口から注がれる新鮮な湯に鼻を近づけると、特有の鉱物臭があった。味はない。
 湯船の中に巨岩が配されていて、猿沢池のカメのごとく、入浴中に横になれる。これはなかなか秀逸な設計だ。

 屋内だけでなく、露天風呂の周囲にも洗い場がズラリと並んでいて、キャパはじゅうぶん。ただし、ボディーソープやシャンプーの備え付けはないので注意されたい。

 湯上がりには、ロビーにある食堂で一杯やれる。
 券売機で食券を買うセルフ式食堂。見かけはあまりぱっとしないが、本職の寿司職人がいるらしく、供されるメニューはかなり本格的である。『音の花にぎり』(1,000円)を食べたが、ネタも厚くて、非常に旨かった。
 再入浴も可能なシステムなので、食事と併せて愉しまれるとよいであろう。

(2004年11月28日追記)
 11月末に再訪したら、ロビーに温泉分析書が掲げられていたので、温泉DATAを修正した。
 溶存物質1.031g/Kgは、温泉法の規定にギリギリ滑り込みといったところだが、ほとんど純粋な重曹泉であることに注目されたい。肌すべすべ・しっとり・サッパリの浴感は、私好みだ。

(2010年10月29日追記)
 2010年10月15日に訪れたら、温泉分析書が更新されていたので以下に示す(2000年8月の分析書等はこちら)。
 音の花にぎりは、1,300円に値上げとなったが、ネタは更に大きくなった。お湯は相変わらずすばらしい。

お気に入り指数:★★★★☆

施設DATA
温泉名 音の花温泉(ねのはなおんせん)
施設名 音の花温泉
施設の種別 日帰り入浴施設
所在地 〒630-0226 奈良県生駒市小平尾町1008-12(→地図)
電話番号 0743-76-3530
公式サイト ---
営業時間 09:00〜23:00(最終受付 22:30)
料金 大人:700円、小人(小学生以下):300円、3歳以下:無料。
無料の備品 鍵つきロッカー・ドライヤー
石鹸・シャンプーの設備はない。
浴場施設 内湯、気泡風呂、露天風呂、ドライサウナ、水風呂
駐車 可能
入浴日 2004年9月9日, 2004年11月28日ほか
備考 <0074>

温泉DATA
源泉名 音の花温泉(湧出地:奈良県生駒市小平尾町1008-11)
泉質 ナトリウム-炭酸水素塩泉[低張性-アルカリ性-高温泉]
泉温 48.3℃(気温:31.5℃)
湧出量 既存施設のため測定不能(動力揚湯)
知覚的試験 無色、透明、無臭
pH値 8.4
ラドン ---×10-10キュリー
密度 1.0054g/cm3(20℃/4℃)
蒸発残留物 0.723g/Kg(110℃)
溶存物質総計(ガス性のものを除く) 1.127g/Kg
分析年月日 2010年9月8日
情報源 脱衣場の掲示(温泉分析書のコピー)
1Kg中の成分

  
陽イオン mg
リチウムイオン 0.1未満
ナトリウムイオン 285.8
カリウムイオン 3.8
アンモニウムイオン 3.5
マグネシウムイオン 0.6
カルシウムイオン 2.8
ストロンチウムイオン 0.1未満
バリウムイオン 0.1未満
アルミニウムイオン 0.1未満
マンガンイオン 0.1未満
鉄イオン 0.1
陽イオン合計 296.6
陰イオン mg
フッ化物イオン 2.9
塩化物イオン 4.4
臭化物イオン 0.1未満
ヨウ化物イオン 0.2
亜硝酸イオン 0.1未満
硝酸イオン 1.2
硫化水素イオン 0.1未満
チオ硫酸イオン 0.1未満
硫酸イオン 0.1
リン酸イオン 0.1未満
炭酸水素イオン 764.8
炭酸イオン 0.1未満
陰イオン合計 773.6

非解離成分 mg
メタケイ酸 47.4
メタホウ酸 9.7
非解離成分合計 57.1
溶存ガス成分 mg
遊離二酸化炭素 0.1未満
遊離硫化水素 0.1未満
溶存ガス成分合計 0.1未満

 



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制作:2004年09月09日 修正:2010年10月29日