湯屋

 露天風呂から見た湯屋。大規模な建物であることがおわかりいただけると思う。

 こんだ薬師温泉は、1999年に出湯。しばらくの間は、地元住民のための無料温泉スタンドとして利用されていた。地下1,300mから汲み出す湯量は、615L/min。

 

 

小露天風呂

 屋外には大小2つの露天風呂がある。小露天風呂は、陶器でできた湯口がユニーク。

 旧今田町は、日本六古窯として知られる丹波焼で有名。県立陶芸館の建設が進んでいる。

 

 

浴槽の表示

 すべての浴槽には、かけ流し/循環、加熱/非加熱、それに、だいたい何時間くらいでお湯が入れ替わる程度の源泉を加えているかの表示がある。
 これは小露天風呂にあった表示。内湯はいずれも源泉100%・循環なしである。

 

 

ロビー

 高い天井が印象的。

 ぬくもりの郷は傾斜地に建っており、エントランス・浴場・休憩施設は、それぞれ車イスでも通行可能なスロープで結ばれている。

 

 

日本料理 さぎ草茶寮

 かなり本格的な和食レストラン。私が訪れたときは喫茶営業のみのドリンクタイムであったが、昼・夜は、地元特産の食材を使った日本料理が供されるという。

 篠山市は、兵庫県多紀郡の4町(篠山町、西紀町、丹南町、今田町)が合併して1999年4月に誕生した市で、『さぎ草』は旧今田町の町花。

 

 

売店

 地元特産の丹波黒豆を使った土産品のほか、なぜか香住産の海産物などが並んでいる。

 地元篠山市会議員のサイトによれば、こんだ薬師温泉ぬくもりの郷の敷地面積は約8.7ha、建物延面積は1,608m2。総事業費は約20億円とのこと。


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制作:2004年3月4日 修正:2004年3月24日