鷹取工場わくわくランド

最後のふれあいフェア'99

 創立100周年を迎える来年(平成12年)3月に、私たち鷹取工場はあたかもそれが定められていた運命かのように、この神戸の地における歴史に幕を引きます。
 鷹取工場100年の歴史は、多くの人の苦労や努力或いは支援によって築かれてきたものです。その中でも阪神・淡路大震災は、大きな犠牲と痛みをもたらしましたが、併せて多くの善意や絆も生み出しました。(中略)

 ご入場の皆様方にとって思い出に残る1日とするために、私たちJR西日本鷹取工場及び関連会社社員一同、精一杯頑張りますので今日1日を存分に楽しんで下さい。
 そして一人でも多くの人が、鷹取工場のことを見て・聞いて・触れて・覚えて帰って頂くようお願いします。

<工場公開パンフレット・工場長あいさつから抜粋>    


 8月22日(1999年)、来春、100年にわたる歴史を閉じるJR西日本鷹取工場の公開が行われました。
 以下はそのフォトレポートです。

工場正門です。大変な人出でびっくりしました。鉄ちゃんよりも、工場近隣の人が多かったみたいです。

人気のトップは、もちろんホンモノのSL。C56160がマイテ492を牽いて数百メートルの線路を行き来してました。

40 tクレーンによる車体吊り上げ実演。オハネ25の車体があっという間に持ち上げられました。

 鉄ちゃんたちの熱い視線を浴びていたのがコレ。
今秋、電化する舞鶴線用の115系。キハ41と同じ、切妻型の運転台を取り付ける改造作業の真っ最中。
ちなみに、車番はクモハ114-6627、所属は福フチとなってました。

同じく改造中のクモハ114。


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1999.8.22 制作 1999.10.11 改訂 (C)Heian Software Engineering