別府温泉 竹瓦温泉 |
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おそらくは、道後温泉本館とも肩を並べる、この国の温泉文化を象徴する施設であろう。 荘厳な唐破風をもつ木造建物(1938年築)は、のべ床面積約711m2の壮大なもの。登録有形文化財に指定されている。建築当時は入浴客が爆発的に増え、建物の見学者までつめかけたのだという。 建物の東側に男女の浴場、西側に砂湯(別料金)がある。後者は指宿の『砂蒸し』同様、身体に熱した砂をかけるものだが、時間の都合で体験できなかった。次回にぜひ試したいと思っている。 お目当ての温泉浴場は、脱衣場と浴室を仕切る壁がなく、かつ、脱衣場から一段下の浴槽を見おろす古典的な形式。 ロビーには畳敷きの小上がり席もあって、自販機の飲み物で喉を潤し、湯上りのひとときを過ごすことができる。 かような特徴的な施設ゆえ、海外からの訪問者も少なくないようである。市営とは言え、入浴料100円は驚異的に安い。 かつての道後温泉同様、周囲には呑み屋や少々いかがわしい風俗店が密集している。個人的にはこういう猥雑な雰囲気が大好きだし、我が国最初の木造アーケード(竹瓦小路アーケード 1921年)など見どころも少なくないが、総じて既に廃業した店舗が目につき、あまり元気がない。 今後、健全かつ健康的な"よいこの温泉地"として発展するには、その整理も課題になるのではないか。 お気に入り指数:★★★★★ |
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制作:2013年11月15日 修正:2013年11月16日