葛温泉 高瀬館

 葛温泉は、長野県大町市にある温泉。
 大町市街から高瀬川に沿って約12Km。北アルプスの懐、瑞々しいみどりの中に3軒の温泉旅館が散在している。

 高瀬館は、このうちもっとも上流側にある旅館。

 石張りの浴室には2つの矩形の浴槽があって、透明でやや強い硫黄臭を伴う湯が、加水したうえでこれでもかという位、大量にかけ流されている。

 広大な露天エリアは庭園風の造り。一応、混浴ということになっているが、女性専用の露天風呂が別にあるので、妙な期待は無用である。
 浴槽は非常に大きく、真ん中には噴水もしつらえてある。湯船というより、錦鯉が泳ぐ池のようだ。もちろんこちらもかけ流しで、広い空を仰ぎながら、爽快な入浴を楽しめる。

 外来入浴:700円は、最初は少々高い感じがした。
 しかし、回数券が売られているとことをみると、風呂だけが目当てのお客も少なくないのであろう。豪快なかけ流しをの湯につかると、それだけの価値は十二分にあると思われた。

 豊富な湯量を誇る葛温泉の湯は下流にも引き湯されていて、大町温泉郷や木崎湖温泉も、実はここの湯である。

お気に入り指数:★★★★☆

施設DATA
温泉名 葛温泉
施設名 高瀬館
施設の種別 旅館
所在地 〒398-0001 長野県大町市大字平高瀬入2118-13(→地図)
電話番号 0261-22-1446
公式・参考サイト 信州の秘湯 葛温泉 高瀬館
大町市公式観光情報サイト(大町市観光協会)
営業時間 10:00〜20:00
料金 大人:700円、子供:400円
無料の備品 ボディーソープ・シャンプー・ドライヤー
浴場施設 内湯、露天風呂
駐車 可能
入浴日 2011年07月18日
備考 <0264>

温泉DATA
源泉名 高瀬の湯
泉質 単純温泉[低張性-弱アルカリ性-高温泉]
泉温 89.0℃(気温:8℃)
湧出量 ---L/min
知覚的試験 無色澄明、硫化水素臭を有する。
pH値 8.0
ラドン ---×10-10キュリー
密度 1.0004g/cm3(20℃)
蒸発残留物 0.543g/Kg
溶存物質総計(ガス性のものを除く) 0.6258g/Kg
分析年月日 2000年4月11日
情報源 館内の掲示
1Kg中の成分

  
陽イオン mg
ナトリウムイオン 133.3
カリウムイオン 9.1
アンモニウムイオン 0.1
マグネシウムイオン 0.1
カルシウムイオン 12.6
陽イオン合計 155.2
陰イオン mg
フッ素イオン 7.2
塩素イオン 136.2
硫化水素イオン 1.3
硫酸イオン 13.6
炭酸水素イオン 129.3
陰イオン合計 287.6

非解離成分 mg
メタケイ酸 158.6
メタホウ酸 24.2
メタ亜ヒ酸 0.2
非解離成分合計 183.0
溶存ガス成分 mg
遊離二酸化炭素 8.9
遊離硫化水素 0.1
溶存ガス成分合計 9.0

 

温泉DATA
源泉名 炭酸の湯
泉質 単純温泉[低張性-弱アルカリ性-高温泉]
泉温 86.8℃(気温:8℃)
湧出量 ---L/min
知覚的試験 無色澄明、硫化水素臭を有する。
pH値 6.9
ラドン ---×10-10キュリー
密度 1.0004g/cm3(20℃)
蒸発残留物 0.515g/Kg
溶存物質総計(ガス性のものを除く) 0.6067g/Kg
分析年月日 2000年4月11日
情報源 館内の掲示
1Kg中の成分

  
陽イオン mg
ナトリウムイオン 130.3
カリウムイオン 8.1
アンモニウムイオン 0.1
マグネシウムイオン 0.2
カルシウムイオン 12.5
陽イオン合計 151.2
陰イオン mg
フッ素イオン 6.8
塩素イオン 127.3
硫化水素イオン 0.8
硫酸イオン 13.9
炭酸水素イオン 134.4
陰イオン合計 283.2

非解離成分 mg
メタケイ酸 148.1
メタホウ酸 24.1
メタ亜ヒ酸 0.1
非解離成分合計 172.3
溶存ガス成分 mg
遊離二酸化炭素 30.6
遊離硫化水素 1.2
溶存ガス成分合計 31.8

 



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制作:2011年10月02日 修正:2011年10月10日