山川温泉 山川部落温泉入浴場

 山川温泉は、戦後に開発されたという比較的新しい温泉地。涌蓋山を望むのどかな風景のなかに、旅館や日帰り入浴施設が点在している。

 高級湯宿もあるが、今回は"ジモ専"に近い共同浴場に入ってみることにした。

 国道387号線から脇道に入ってすぐのところに小さな集落があって、湯気抜きのついた質素な小屋が目に入る。これが目指す共同浴場で、管理人は常駐せず、"賽銭箱"に料金を自主投入するシステムとなっている。

 事前に収集した情報では、相当な"ゲロ渋"系施設と思われたが、実際には内部はすっかり改装されていて、温泉ファン諸兄のWebサイトで紹介されているものとは大いに違った。
 男女別の入り口扉をあけると、新しい材木の匂いがすがすがしい脱衣場があった。引き戸を開けると、御影石張りの浴槽がひとつ。無造作に突き出たビニール管から、やや強い硫化水素臭をともなった清冽な湯がふんだんに注がれている。
 『お湯が熱すぎる』という情報もあったが、私が訪れたときには、心地よい湯温が保たれていて、快適な入浴が楽しめた。

 国道387号線方面から来ると、浴場をすぎて右側に専用の駐車場がある。

 鄙びた外観とキレイな浴室、そして、極上の湯。温泉初心者の方にもオススメの共同浴場である。

お気に入り指数:★★★★★

施設DATA
温泉名 山川温泉
施設名 山川部落温泉入浴場
施設の種別 日帰り入浴施設(共同浴場)
所在地 熊本県阿蘇郡小国町北里小川1397(→地図)
電話番号 ---
公式・参考サイト ---
営業時間 〜22:00
料金 大人:300円、小人:150円
無料の備品 (特になし)
浴場施設 内湯
駐車 可能
入浴日 2010年12月24日
備考 <0359>

温泉DATA
源泉名 ---
泉質 硫化水素泉
泉温 ---
湧出量 ---
知覚的試験 ---
pH値 ---
ラドン ---
密度 ---
蒸発残留物 ---
溶存物質総計(ガス性のものを除く) ---
分析年月日 1968年5月30日
情報源 浴室内の掲示
1Kg中の成分

(温泉成分の詳細掲示なし)

 



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制作:2011年01月20日 修正:2011年01月20日