恐山温泉 恐山菩提寺 |
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恐山は、862年に天台宗の円仁慈覚大師によって開かれたと伝えられる修練道場である。 荒涼とした噴気地帯に卒塔婆が立ち並び、地面に刺された風車がきいきいと回る光景は、鬼気迫るものがある。その先には、宇曽利湖の青い湖面...。 境内には質素な4つの湯小屋が点在しており、参拝者は誰でも自由に入浴できる。時間の都合で、そのうち『冷抜の湯』に入ってみることにした。 木製の引き戸を開けると、木製の浴槽2つがある。床も含めてすべて板張り。棚があるだけで、脱衣場と浴場の仕切りはない。 お湯は、強い硫黄臭を伴うもの。わずかに白濁した湯を口に含むと、強い酸味を感じた。タライはあるが、石鹸等の備え付けはない。 通常ならば風情ある素朴な外湯、いい湯につかって極楽極楽---ということになるのだが、これはあくまでも宗教施設。ゆったり、ノンビリという雰囲気ではない。 温泉成分の掲示等は見当たらなかった。 お気に入り指数:★★★★☆
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制作:2010年10月24日 修正:2010年10月24日