霧島神宮温泉郷 さくらさくら温泉


露天風呂と"泥パック"の泥壷

 霧島神宮からほど近い場所にある宿泊施設。

 素朴な施設が多い南九州にあって、都会のスーパー銭湯にも見劣りしない、計算され尽くした施設とサービスがウリ。その演出効果から、当然のことながら若い女性が多く、周辺の入浴施設とは明らかに違った雰囲気が漂っている。

 石畳の先に、端正な切妻屋根の建物があった。
 玄関を入ると、黒いスーツに身を包んだ女性が『いらっしゃいませ』とにこやかに迎えてくれる。公式サイトでは"宿"ということになっているが、日中も来客が途切れることがなく、"日帰り入浴施設"としても多くのお客を集めていると拝察する。

 モノトーンの浴室には、石張りの浴槽がひとつ。硫化水素臭を伴う白濁湯がかけ流しになっている。
 目玉の"泥パック"は露天エリアで体験できる。施設から2Kmほど離れた源泉地で採取したというクリーミーな"泥"で、これを身体に塗りたくってしばらく置くと、美肌効果が期待できるのだという。
 男性にも大人気であったが、全身灰色になった男の姿は正視できるものではなかったことを付記しておかねばなるまい。

 

お気に入り指数:★★★★☆

施設DATA
温泉名 霧島神宮温泉郷
施設名 さくらさくら温泉
施設の種別 旅館
所在地 〒899-4201 鹿児島県霧島市霧島田口2324-7(→地図)
電話番号 0995-57-1227
公式サイト さくらさくら温泉 霧島天然泥湯の宿
鹿児島県霧島市公式ホームページ - 霧島市総合観光情報(霧島市)
営業時間 10:00〜20:00(日帰り入浴)
料金 大人:700円、小人:350円
無料の備品 ボディーソープ・シャンプー・鍵つきロッカー・ドライヤー
浴場施設 内湯、露天風呂
駐車 可能
入浴日 2009年09月23日
備考 <0321>

温泉DATA
源泉名 湯之野6号(源泉所在地:霧島町田口字霧島山2607-32)
泉質 単純硫黄温泉[低張性-弱酸性-高温泉]
泉温 58.0℃(気温:31℃)
湧出量 ---L/min
知覚的試験 弱灰白色濁・無味・硫化水素臭
pH値 5.3
ラドン 4.2×10-10キュリー
密度 0.9984g/cm3(20℃)
蒸発残留物 0.166g/Kg(110℃)
溶存物質総計(ガス性のものを除く) 162.5g/Kg
分析年月日 2003年10月10日
情報源 脱衣場の掲示
1Kg中の成分

  
陽イオン mg
ナトリウムイオン 5.7
カリウムイオン 2.4
アンモニウムイオン 6.1
マグネシウムイオン 2.3
カルシウムイオン 9.6
アルミニウムイオン 0.8
鉄(II)イオン 0.9
陽イオン合計 27.8
陰イオン mg
塩素イオン 2.0
チオ硫酸イオン 4.5
硫酸イオン 53.2
炭酸水素イオン 14.6
陰イオン合計 74.3

非解離成分 mg
メタケイ酸 59.2
メタホウ酸 1.2
非解離成分合計 60.4
溶存ガス成分 mg
遊離二酸化炭素 0.5
遊離硫化水素 128.2
溶存ガス成分合計 128.7

 



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制作:2009年12月13日 修正:2009年12月13日