奥道後温泉 ホテル奥道後

 温泉ファン諸兄のサイトで、道後温泉本館と並んで必ず紹介される施設。道後に泊った翌日、訪問してみることにした。

 国道317号線を今治方面に向かう。道路の左右に深い山が迫ってきたところで、ちょっとくたびれた感じの建物が現れた。
 日帰り入浴専用の入口から浴場に向かう。通路の両側にはくたびれた土産物売り場が続き、B級施設の匂いプンプンだが、受付や脱衣場はきれいに改装されている。

 浴室は、細い鉄骨に透明な波板を貼りつけた、まるで植物園の温室のような建物。常緑樹が植えられ、その中に比較的小さな浴槽が点在している。中には毒々しい色の入浴剤を入れたものもあるが、基本的にはかけ流し方式のようだ。

 お湯は、道後温泉とはまったく異なる硫黄泉。ほのかに硫化水素臭を感じる。源泉温度は38.4℃しかないから加温しているが、"ホンモノ"の温泉に恵まれない四国にあっては、貴重な施設であると思う。

お気に入り指数:★★★☆☆

施設DATA
温泉名 奥道後温泉
施設名 ホテル奥道後
施設の種別 ホテル
所在地 〒791-0122 愛媛県松山市末町267(→地図)
電話番号 089-977-1111
公式サイト 花と緑の温泉リゾート ホテル奥道後
営業時間 07:00〜22:00
料金 大人:550円、小人:250円
無料の備品 ボディーソープ・シャンプー・鍵つきロッカー・ドライヤー・化粧品
浴場施設 内湯、露天風呂、ジャングル風呂、打たせ湯、サウナ、水風呂など
駐車 可能
入浴日 2009年05月07日
備考 <0318>

温泉DATA
源泉名 奥道後第4の1・第4の2号源泉
愛媛県松山市末町268番地
泉質 アルカリ性単純硫黄温泉[低張性-アルカリ性-温泉]
泉温 38.4℃(気温:14℃)
湧出量 ---L/min
知覚的試験 ---
pH値 9.4
ラドン 16.4×10-10Ci/Kg
密度 ---g/cm3
蒸発残留物 ---g/Kg
溶存物質総計(ガス性のものを除く) 0.3281g/Kg
分析年月日 1999年1月8日
情報源 脱衣場の掲示
1Kg中の成分

  
陽イオン mg
リチウムイオン 0.3
ナトリウムイオン 98.1
カリウムイオン 0.9
アンモニウムイオン 0.2
カルシウムイオン 2.8
陽イオン合計 102.3
陰イオン mg
フッ素イオン 15.6
塩素イオン 66.0
臭素イオン 0.2
水酸イオン 0.4
硫化水素イオン 2.3
チオ硫酸イオン 0.5
硫酸イオン 10.5
炭酸水素イオン 61.3
炭酸イオン 10.4
陰イオン合計 167.2

非解離成分 mg
メタケイ酸 48.4
メタホウ酸 10.2
非解離成分合計 58.6
溶存ガス成分 mg
遊離二酸化炭素 0.1未満
溶存ガス成分合計 ---

 


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制作:2009年10月10日 修正:2009年10月10日