犬鳴山温泉 山乃湯 |
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犬鳴山温泉は、和泉山脈の懐深くにわく温泉。 渓流に沿って、6〜7軒の旅館や日帰り入浴施設が立ち並び、ほんのちょっぴりではあるが、温泉地らしい雰囲気もある。 山乃湯は、湯元温泉旅館である『温泉荘』の日帰り入浴施設。泉質についてはココが一番ときいて、出かけることにした。 犬鳴温泉バス停から府道を更に進むと、崖下に落ちて行くように小さな道が分岐している。ここを入ったところに『山乃湯』がある。 旅館の裏口みたいな軽金属のドアが玄関で、店番のおばちゃんに入浴料を払う。 浴室には、小さなタイル張りの浴槽がひとつ。16℃の冷鉱泉だから加熱・循環だが、結構なオーバーフローがあり、お湯の鮮度は悪くない。 掛かり湯をして湯船に飛び込むと、期待通り、全身の皮膚がぬめぬめになった。泉質は、私の大好きな純重曹泉。わすかに白濁したお湯は、鼻を近づけるとかすかな硫黄臭がある。 建物2階が無料休憩室となっていて、ゆっくり休むことができる。釜飯が名物ときいたが、遅めの昼食を摂ったばかりであったので、試食はしなかった。 温泉の質それ自体は、大阪でも屈指のもの。ただ、かなりくたびれた施設は、万人ウケするとは思えない。 泉質重視のマニア向けの施設といったところか。 お気に入り指数:★★★☆☆ |
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制作:2008年10月23日 修正:2008年10月23日