出雲駅前温泉 らんぷの湯


(2008年9月15日撮影)

 出雲市駅の駅前にある日帰り入浴施設。

 改札口から歩いて数分のところに、切妻屋根の和風の建物がある。玄関の照明は薄暗く、古い日本家屋をイメージした造りだ。

 浴場は、浴槽・洗い場の床も含めて、総檜張り。屋号のとおり、天井からいくつかのランプ(本当に油を燃やしているのではなく、豆電球が入っている)が吊るされていて、極端に照度が低い。室内には、小さめのサウナもある。

 露天エリアは、一人用の檜風呂が3つと壷湯(サウナ用の水風呂)があるが、こちらもう真っ暗で、よ〜く見ないと他人が入っている浴槽に足を突っ込みそうだ。

 地下1,800mまで掘った源泉から汲み上げるのは、独特の匂いがあるお湯。濁り湯のようだが、暗いので色は不詳。

 3連休の2日目、夜9時を過ぎてから訪問したが、予想外の混雑ぶりで、かけ流しのお湯はちょっとくたびれた感じ。脱衣場で観察すると、ホテルのタオル・バスタオルを持参している人も少なくない。どうやら、駅周辺のビジネスホテルに泊り、外湯感覚で利用する人が多いようだ。

 今度は、空いている昼間に再訪して、自慢の竹林を眺めながらその湯を賞味したいと思う。

 施設内に飲食施設はないが、駅周辺には多くの飲食店がある。

お気に入り指数:★★★★☆

施設DATA
温泉名 出雲駅前温泉
施設名 らんぷの湯
施設の種別 日帰り入浴施設
所在地 〒693-0008 島根県出雲市駅南町1丁目3-3(→地図)
電話番号 0853-20-2626
公式・参考サイト ---
営業時間 10:00〜22:00(最終受付 21:30、毎週水曜定休(祝日の場合は翌日))
料金 大人:600円、小人:300円
無料の備品 ボディーソープ・シャンプー・鍵つきロッカー・ドライヤー
浴場施設 内湯、サウナ、露天風呂
駐車 可能
入浴日 2008年09月14日
備考 <0299>

温泉DATA
源泉名 出雲駅前温泉 らんぷの湯
泉質 含鉄-カルシウム・ナトリウム-塩化物泉[低張性-中性-低温泉]
泉温 27.2℃(使用位置:42℃)
湧出量 52L/min
知覚的試験 ---
pH値 ---
ラドン ---×10-10キュリー
密度 ---g/cm3(20℃/4℃)
蒸発残留物 ---g/Kg(130℃)
溶存物質総計(ガス性のものを除く) 4.16g/Kg
分析年月日 2004年7月14日
情報源 脱衣場の掲示
1Kg中の成分

  
陽イオン mg
ナトリウムイオン 550
カリウムイオン 12.4
マグネシウムイオン 12.2
カルシウムイオン 750
ストロンチウムイオン 4.3
バリウムイオン 0.2
マンガンイオン 0.4
鉄イオン 23.7
陽イオン合計 1353.2
陰イオン mg
フッ素イオン 0.5
塩素イオン 2200
臭素イオン 6.1
硫酸イオン 2.3
炭酸水素イオン 528
陰イオン合計 2736.9

非解離成分 mg
メタケイ酸 62.7
メタホウ酸 8.9
メタ亜ヒ酸 0.00
非解離成分合計 71.6
溶存ガス成分 mg
遊離二酸化炭素 94.1
遊離硫化水素 0.0
溶存ガス成分合計 94.1

 


旅の情報

 この10年ほどで、出雲市駅周辺は再開発が進み、ずいぶんと奇麗になった。

 駅から徒歩圏内に、安くて快適なビジネスホテルがたくさんある。
 駅北側の今市町には、いかにも地方都市らしい雰囲気の呑み屋街もあるので、中途半端な温泉旅館なんぞには泊らず、らんぷの湯につかって、街で安くて旨い食事を摂るのも手だ。

 とは言え、休日に営業している呑み屋はそう多くない。

 事前にネットで調べて訪れたのが、サンロード中町にあるこのお店。地元の魚介や牛肉(しまね和牛)を使った料理を肴にいっぱいやれる。

 店の外観はあまりぱっとしないが、大阪で修行したというご主人の包丁さばきは確かで、値段も手頃。大当たりのお店であった。

DINING 雅
所在地: 出雲市今市町696
電話: 0853-24-1880
営業時間: 11:00〜14:00, 17:00〜23:00
定休日: 不定



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制作:2008年09月25日 修正:2008年09月25日