別府・鉄輪温泉 ひょうたん温泉 |
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鉄輪にある、ちょっとレトロな"温泉パラダイス"。 自販機で買った入浴券と下足ロッカーキーをフロントに差し出し、代わりに更衣ロッカーキーを受け取る今どきのシステム。奥に進むと中庭があって、浴室や砂湯の暖簾が下がっているのが見える。 脱衣場から階段を降りたところが高い天井をもつ浴場で、木風呂やひょうたん型の浴槽が並んでいる。緑に囲まれた広い露天風呂もある。枕を備え付けた縁台が各所に配置されていて、お湯につかったあと、微睡んでいる人も少なくない。 圧巻は名物の巨大打たせ湯。肩や腰、足など、お客は思い思いの姿勢で重力利用の天然マッサージを受けていた。そのほか、高温の源泉を活用した蒸し風呂や指宿の砂蒸しと同じ砂湯もある(浴衣レンタル:200円)。 源泉は、101.2℃という極めて高温の食塩泉。施設独自の冷却装置を使って、加水せずに使われているという。pH:3.1と比較的酸性度が高く、口に含むと塩味の中にかすかな酸味を感じる。ちょっと珍しい味だ。 畳敷きの食事処もあって、大分名物とり天を肴にいっぱいやることもできる。 当施設は、大正末期、大阪の鋳物工場で財をなした実業家:河野順作氏が、リウマチを患う妻のために、温泉を掘削したのがはじまり。"ひょうたん"の名前は、氏が尊敬した豊臣秀吉にちなむもので、1928年には高さ18m・7階建てのひょうたん型の展望台まで造られたのだという。 お気に入り指数:★★★★★
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制作:2008年05月25日 修正:2008年06月03日