和気鵜飼谷温泉 |
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岡山県和気町にある宿泊研修施設。確認していないが、どうやら第三セクターによる経営のようだ。 吉井川に沿って走る国道374号線から、旧片上鉄道の廃線跡を越えてすぐのところに一見ビジネスホテルのような建物があった。ロビーには絨毯が敷き詰められ、瀟洒な庭園も設けられている。 浴室は1階にあり、がらんとした空間にジャグジーつきの主浴槽と薬草風呂、サウナ、水風呂がある。露天エリアは思いのほか広くて、屋根の架かった岩風呂が設けられていた。 地下1,500mから汲み上げるお湯は、39.5℃のアルカリ性単純温泉。付近の地熱が高いことから1993年5月に掘削を開始し、同年8月に日量150トンのお湯が出たという。山陽路の新興温泉は、単純放射能冷鉱泉という詐欺みたいな泉質のものが少なくないが、40℃近い泉温はなかなか立派だ。特徴的な肌触りはないが、心なしか身体がよく暖まるような気がした。 浴場隣の大広間からは大音量のカラオケが響き、売店ではお年寄り向けの衣類などが売られている。近代的な外観・内装とは裏腹に、平日はどうやら近所の高齢者の憩いの場となっているようだ。 畳敷きの休憩室や豪華なロビーでゆっくり休憩できる。レストランもあるので、食事もOK。 コストパフォーマンスもよく、決して損した気分にはならない施設である。(と言っても、わざわざ出向くほどのものでもないけれど...) お気に入り指数:★★☆☆☆ |
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