川棚温泉 小天狗 |
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約800年前に発見されたという川棚温泉は、『北九州の奥座敷』とも称される静かな温泉地である。JR山陰線川棚温泉駅から車で5分くらいのところに、10軒ほどの旅館が集まった小さな温泉街がある。 日帰り入浴施設としては、元湯にあたる温泉銭湯『ぴーすふる青竜泉』が知られているが、隣接する自家源泉所有の温泉旅館でひと風呂浴びることにした。 小天狗は、1930年創業の老舗。立派な構えの玄関を入ると帳場があって、ここで入浴料600円を払う。ヨレヨレのGパンにリュックサック---一見して温泉旅館の客ではないと分かる私にも、仲居さんが浴場の場所や貴重品の保管方法を丁重に説明してくれた。 サウナがついた浴場と露天風呂つき浴場があり、21時30分に男女が入れ替えとなる。この日の昼間は、前者が男湯となっていた。 タイル張りの浴槽が2つあり、無色透明のなめらかな湯が贅沢に溢れている。吸い込み口があったので、ワタシ流に言うかけ流しではないが、お湯の鮮度は極めて高いであろう。脱衣場に掲げられた分析書によれば、『極微硫化水素臭、塩味』とのことだが、匂いや味はほとんど感じなかった。もちろん、無粋な塩素臭は皆無。 無色透明の湯がひっそりと湧く、典型的な"山口の温泉"であった。 お気に入り指数:★★★☆☆
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制作:2006年6月27日 修正:2006年7月1日