金沢片町温泉 APA HOTEL 金沢中央

※思ったより混んでいて、浴室写真撮影は遠慮した。

 金沢の歓楽街:片町にあるビジネスホテル。"サウナ片町"という屋号で外来入浴も受け付けている。温泉が目的で泊ったのではなくて、立地と値段からチョイスした宿にたまたま温泉浴場があったというのが正直なところだが、予想外にいい湯だったのでレポートする。

 最上階の14階に、機能的な造りの浴室がある。主浴槽、サウナ、水風呂、露天風呂というシンプルな構成。
 お湯は、淡いトパーズ色の食塩泉で、口に含むとかなりの塩味を感じる。温泉に詳しくない人でも、水道水を沸かしただけの湯でないことは容易にわかるであろう存在感のある湯である。比較的新しい施設だが、床には既にうっすらと析出物が沈着しはじめており、好ましい。

 露天エリアは広いものではないが、露天主浴槽のほかに壷湯ふうの丸い一人浴槽が2つあり、機能本意の中にも遊び心が感じられる。
 片町でもっとも高いビルの屋上なので目隠し塀は低く、従って、その眺望・開放感はなかなかのものだ。片町のスクランブル交差点も眼下に見える。酔客が行き交う歓楽街を、すっぽんぽんで見物するという妙な体験をした。

 畳敷きの休憩室があり、ホテル内の飲食店に出前を依頼することができる。その屋号に反して、サウナそのものはあまり大きなものではないし、オールナイト営業をしている訳でもないので、宿泊施設の代替にはならない。マッサージコーナーもある(別料金)。

 パンフレット等に明示された入浴料(3,000円/日)は割高な感が否めないが、平日昼間は1時間以内に限り500円、あるいは、土日祝日は1,000円/日というキャンペーンが行われており、これなら十分にリーズナブルだろう。

 当ホテルの宿泊客はもちろん、金沢市内にある系列ホテルの宿泊者は無料で入浴可能。片町で一杯やってから、ひと風呂浴びて宿に帰れば、ぐっすり休める。

 なお、タオル・バスタオルのレンタルは別料金なので、ホテル自室のものを持参することになる。

お気に入り指数:★★★☆☆

施設DATA
温泉名 金沢片町温泉
施設名 APA HOTEL 金沢中央
施設の種別 ホテル
所在地 〒920-0981 石川県金沢市片町1-5-24(→地図)
電話番号 076-235-2111
公式サイト アパグループ
営業時間 06:00〜24:00
料金 大人:3,000円、小人:1,500円(全日)
大人:1,500円、小人:750円(3時間まで)
※土日祝日に限り全日1,000円、平日10時〜17時の1時間以内に限り500円
無料の備品 ボディーソープ・シャンプー・鍵つきロッカー・ドライヤー・綿棒・化粧品・くし・爪切り
浴場施設 内湯、露天風呂、ドライサウナ、水風呂
駐車 可能
入浴日 2005年10月9日
備考 <0179>

温泉DATA
源泉名 金沢片町温泉(湧出地:石川県金沢市片町1丁目328番地)
泉質 ナトリウム-塩化物泉[低張性-弱アルカリ性-高温泉]
泉温 43.1℃(気温:13.4℃)
湧出量 240L/min
知覚的試験 淡黄色、蛋白石濁、無臭、弱塩味
pH値 8.0
ラドン 1.65×10-10キュリー
密度 1.0027g/cm3(20℃/4℃)
蒸発残留物 5.76g/Kg
溶存物質総計(ガス性のものを除く) 8.66g/Kg
分析年月日 2000年12月8日
情報源 脱衣場の掲示
1Kg中の成分

  
陽イオン mg
リチウムイオン <0.1
ナトリウムイオン 3065
カリウムイオン 124.7
アンモニウムイオン 3.5
マグネシウムイオン 7.9
カルシウムイオン 64.0
ストロンチウムイオン <0.1
バリウムイオン <0.1
アルミニウムイオン 1.8
マンガンイオン <0.1
鉄(II)イオン 0.8
鉄(III)イオン <0.1
陽イオン合計 3267
陰イオン mg
フッ素イオン 0.5
塩素イオン 4490
臭素イオン 15.1
ヨウ素イオン <0.1
水酸化物イオン <0.1
硫化水素イオン 0.2
ヒドロリン素イオン 0.9
硫酸イオン 0.9
チオ硫酸イオン 0.5
炭酸水素イオン 710.9
炭酸イオン 5.6
メタ亜ヒ酸イオン <0.1
陰イオン合計 5225

非解離成分 mg
メタケイ酸 139.6
メタホウ酸 32.0
非解離成分合計 171.6
溶存ガス成分 mg
遊離二酸化炭素 26.0
遊離硫化水素 0.0
溶存ガス成分合計 26.0

 


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制作:2005年10月10日 修正:2005年10月11日