宝泉寺温泉 共同露天風呂 |
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熊本県小国町から大分県九重町に抜ける国道387号線は、"温泉街道"と言っても過言ではない。全国的に知られた有名温泉地はないけれど、ファンの心を捉える珠玉の湯がいくつも湧いている。 宝泉寺(ほうせんじ)温泉は、そんな小さな温泉地のひとつ。露天の共同浴場があるときいて寄り道してみることにした。 ささやかな温泉街を流れる宝泉寺川に小さな橋が架かっている。この橋を渡ったところにあるのが、宝泉寺温泉露店共同浴場である。 広い露天浴槽のなかに小さな祠がある。そこに置かれているのが名物の石棺(せきしつ=石の棺おけ)。ガイドブックには、ここにも湯が満たされた写真が掲載されていたが、私が訪れたときは栓が抜かれていて、単なる湯口のオブジェとなっていた。 湯は無色透明無味無臭の滑らかなもので、心地よい湯温が保たれている。ビニールパイプから注がれる湯の音しか聞こえない。裏山の木から散った葉っぱが1枚、はらりと落ちてくる。静かな湯面に同心円の水紋がひろがった。 内湯に較べ、露天風呂の管理は非常に手間がかかるのだという。 きっと、地元の方々が丹精込めて管理されている露天風呂なのだろうと思う。くれぐれもタダ風呂を浴びよう...なぞとは考えないように!! お気に入り指数:★★★☆☆
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制作:2005年10月7日 修正:2005年10月11日