川湯温泉 川湯温泉共同浴場 |
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川湯温泉という名前から多くの人が思い浮かべるのは、恐らく北海道の温泉地ではなかろうか。 温泉に興味を持つようになってから、私の地元関西にも同名の温泉地があることを知った。 私が訪れた日は、台風一過の木曜日。大塔川の水量が多く、河原の露天風呂入浴は叶わなかったが、ささやかな温泉街の真ん中にある共同湯に入ってみることにした。 鉄筋コンクリート3階建ての素っ気ない施設。タイル張りの浴槽には、かなり強い硫黄臭を伴う無色透明の湯が掛け流しになっている。湯温が高いため加水しているが、湯の花が舞う良質の温泉である。湯船の大きさの割には多くのオーバーフローがあり、お湯の鮮度は高いと思う。 脱衣場に温泉成分や効能を記した板が掲示されていたが、泉温は49℃、湧出量は『川水と混合し測定不能』と書かれている。半世紀前のものなので、恐らく現状とはまったく異なると思うが、加水や加熱などに関する掲示は見かけなかった。 共同浴場だから、石鹸やシャンプーの備え付けはないが、洗い場は混合水栓とシャワーのついた快適な仕様である。遠来の入浴者のために、鍵つきロッカーもある。 大塔川の水量が減る冬場には、重機を使って河原に巨大な露天風呂が造られる。その時期にまた再訪したい。 お気に入り指数:★★★★☆ |
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制作:2005年9月11日 修正:2005年9月11日