東吉野温泉　高見山の湯 みのや

　奈良県東吉野村にある民営日帰り入浴施設。
　国道166号線沿いに、ご覧のような石碑みたいな看板(?)が建っているから、アクセスは容易だと思う。

　林業の盛んな村らしく、主浴槽は檜製である。都会のスーパー銭湯では、縁にだけ檜を貼った"檜風呂"が少なくないが、ここの湯船は、もちろん底まで木張りだ。柔らかな足底の感触が心地いい。そのほか、定員4〜5人くらいの小振りなサウナ、水風呂があった。

　露天風呂も比較的コンパクトなもので、高い場所からお湯が落ちてくる仕組み。"打たせ湯"兼用ということだろう。

　もう一方の浴室は岩風呂となっていて、1週間ごとに男女入れ替えになるとのことであった。

　脱衣場の掲示によれば、泉質は重曹成分を含んだ食塩泉(冷鉱泉)。
　無色透明、ほとんど無味無臭の湯であったが、肌に若干のぬめりを感じる穏やかなお湯であった。

　小さいながらも畳敷きの休憩室があって、湯上がりはゆったり寛ぐことができる。

　ひと風呂浴びさせていただいただけで辞したが、別棟であまごなど地元の食材を使った食事も愉しめるようである。

お気に入り指数:★★★☆☆