曽爾高原温泉 お亀の湯 |
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2004年の暮れ、ススキの原っぱで知られる曽爾高原に、新しい公営日帰り入浴施設がオープンした。 木造瓦葺き・切妻屋根の建物は窓が少なく、昔の農業倉庫を思わせる外観だ。 内部の浴場は、岩風呂と木風呂、2種類の浴室を男女入れ替えにするシステム。最近よくあるパターンで、私が訪れた日は前者が男性用となっていた。 浴場の引き戸を開けると、2つの湯船が湯気に霞んでいる。 この源泉風呂の隣にあるのが、やや熱めの主浴槽。こちらは循環しているようだが、お湯のなめらかさは変わらない。 露天風呂は、シンプルな岩風呂である。打たせ湯のある小さな屋根が架かっているだけで、凝った庭園があるわけでもないのだが、これが逆に野趣に富んだ雰囲気を醸し出していて、気に入った。もちろん、お湯の質は内湯同様だ。 一応、サウナと水風呂があるが、ジャグジーや酒樽風呂などはない。"お湯で勝負"という開設者の意図が見て取れる、好ましい構成だと思う。 ロビーの掲示によれば、ほとんど純粋かつ濃厚な重曹泉。ぬめぬめ感の目安とされる炭酸イオンが、72mg/Kgも含まれている。(湧出量の記載はなかったが、約150L/minという情報もある。) 建物内には、小さいながらも畳敷きの休憩室やマッサージ室もあった。 自信をもって★5つを贈呈したいと思う。 お気に入り指数:★★★★★ 2005年6月9日に再訪した。 幸いなことに、この日は前回とは別の浴室が男湯となっていたので、その写真を掲げておく。 新たに温泉分析書の原本が掲げられていたので、温泉DATAを修正した。
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制作:2005年1月13日 修正:2006年1月29日