温泉街の風景

 渓流に沿って、小さな温泉旅館や民宿が建ち並ぶ。

 急峻な地形で、大規模な施設を建設する余地はない。結果的に、昔ながらの良質な温泉が今も残ったと言える。

(2004年8月26日撮影)


湯の峰温泉公衆浴場

 集落の中心にある共同湯。温泉スタンドもある。

(2004年8月26日撮影)


湯筒

 公衆浴場前にある湯筒。
 100℃近い熱湯が吹き出している。付近の土産物店で売られている生卵を入れると、12分位でゆで卵ができ上がる。

(2004年8月26日撮影)


つぼ湯

 湯の峰の名物風呂。
 ご覧のとおり、渓流の中に湯小屋が建っている。

(2004年8月26日撮影)


源泉

 河川敷にある源泉。

 古くからの自噴泉は、このように河川敷から湧き出すものが多い。つまり、河川による侵食によって、湯脈が偶然地表に現れたものだ。

 貯湯タンクから吹き出す湯気をまのあたりにし、漂う硫黄の香りを嗅いでいると、温泉が大地からの贈りものであることを実感する。地下何千メートルの深さまで穴をあけ、無理やり汲み出す近ごろの"温泉"は、果たして"天然温泉"と呼べるのか、疑問を抱かずにはおられない。

(2004年8月26日撮影)

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制作:2004年8月29日 修正:2004年8月29日