下湯原温泉 ひまわり館 |
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湯原温泉郷の一湯。 1989年、新泉源を求めて温泉街から少し離れた場所をボーリングしたところ、地下27mから泉温39℃、毎分600Lの温泉が出た。 湯原温泉と言えば河原の混浴露天風呂が超有名だが、周囲からは丸見え。明るいうちの入浴は、女性はもちろん、男性であっても勇気がいる。その点、こちらは男女別で、きちんとした目隠しもあるから、安心快適に開放感溢れる入浴を愉しむことができる。 天然石を積み上げた湯口から注ぎ込む湯は無色透明だが、鼻を近づけるとごく弱い硫黄臭を感じる。そして、浴槽内の湯よりは明らかにぬるい。どうやら39℃の源泉をそのまま湯船に投入し、湯温を保つために、浴槽内の湯を加熱循環しているようだ。もっとも、広い浴槽の至る所から、大量の湯が気持ち良く溢れているので、湯の鮮度は相当にいいと思う。 ペット専用の温泉があるのもユニークだ。見れば、家庭用浴槽くらいの岩風呂に透明な温泉満たされている。明治時代までは、街道を行く旅人が湯原温泉の露天風呂で牛馬を入浴させていたというから(面白ネット626)、動物用の入浴施設というのは、湯原の隠れた伝統かも知れない。 山あいの湯原にはめずらしく、この温泉のまわりにはまとまった土地がある。近くに老人ホームがあるほか、町営の湯原温泉病院もここに移転することになっていて、町では下湯原温泉を医療福祉ゾーンとして発展させるつもりのようだ。 お気に入り指数:★★★★☆
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温泉DATA | |
源泉名 | 下湯原温泉 |
泉質 | アルカリ性単純温泉 |
泉温 | 39℃ |
湧出量 | 600L/min |
知覚的試験 | --- |
pH値 | --- |
ラドン | ---×10-10キュリー |
密度 | --- |
蒸発残留物 | --- |
溶存物質総計(ガス性のものを除く) | --- |
分析年月日 | --- |
1Kg中の成分
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(温泉分析書は見当たらず)
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制作:2004年8月21日 修正:2004年8月22日