金剛乃湯


鉄道ファンなら見逃せない五新線の未成高架橋。
金剛乃湯のすぐ横。

 五條市内のシティホテルに併設された日帰り入浴施設。

 地下1,500mで掘り当てた温泉は、溶存物質13.77g/Kgという非常に濃いもの。加熱・循環のようだが、それでも、湯船に飛び込むとすぐに肌がつるつるしてくる。2000年春開湯の比較的新しい施設だが、浴槽内には早くも白い析出物がびっしりと付着していた。
 飲用不可だが、試しに湯を舐めてみたら、かなり塩っぱい味がした。陰イオンの主成分は炭酸水素イオンだが、副成分として塩素イオンが4g/Kg以上含まれているためだ。
 縁だけ木製の主浴槽、屋根つき露天風呂、それにジェットバスとサウナがある。ぬるめのお湯で、ゆっくり浸かれるのが私好みである。

 湯屋は鉄筋コンクリート造だが、受付・休憩室のある建物は、樹齢数百年の栂(つが)の巨木をふんだんに使った温もりのある木造建築である。
 湯上がりに、そのぶっとい梁を見上げながら清涼飲料水で咽を潤したが、肌がベタベタしてなかなか汗が引かない。重曹泉はさっぱりとした浴感が特色とされるが、浴後の感触は食塩泉に近い印象である。

 入浴料は900円。民営施設としては、相当にがんばったお値打ち価格だと思うが、周辺に多い公営入浴施設の採算度外視入浴料に慣れた人たちの目にはどう映るか...。

 五條市は、南和地区の政治・経済の中心であったが、大阪への交通の便が悪く、発展に取り残された感が否めない。
 市の中心部・新町通りに古い商家や民家が残り、約1Kmにわたって見事な町並みを形成しているのも、皮肉な見方をすれば、高度成長期に開発の手が及ばなかったから。しかし、最近は、この古い町並みを市の活性化につなげようとするイベントも行われている。

お気に入り指数:★★★★☆

施設DATA
温泉名 金剛乃湯
施設名 金剛乃湯
施設の種別 日帰り入浴施設
所在地 奈良県五條市新町二丁目874-1(→地図)
電話番号 07472-5-1126
公式サイト http://www.riversidehotel.co.jp/
(リバーサイドホテル)
営業時間 11:00〜22:00(最終受付 21:00)
料金 大人:900円、小人:450円
無料の備品 ボディーソープ・固形石鹸・シャンプー・鍵つきロッカー・ドライヤー
浴場施設 内湯、ジェットバス、サウナ、水風呂、露天風呂
駐車 可能
入浴日 2004年5月20日
備考 <0040>


温泉DATA
源泉名 金剛乃湯(源泉所在地:奈良県五條市新町二丁目874-1)
泉質 ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉[高張性-中性-低温泉]
泉温 28.4℃(気温:14.5℃)
湧出量 52.8L/min
知覚的試験 ---
pH値 ---
ラドン ---
密度 ---
蒸発残留物 ---
溶存物質総計(ガス性のものを除く) 13.77g/Kg
分析年月日 2000年4月25日
1Kg中の成分
     

    

陽イオン mg
ナトリウムイオン 3702
カリウムイオン 159.1
マグネシウムイオン 85.6
カルシウムイオン 162.9
鉄イオン 7.1
マンガンイオン 0.3
リチウムイオン 22.5
ストロンチウムイオン 6.8
バリウムイオン 2.3
アンモニウムイオン 57.1
アルミニウムイオン 0.1未満
陽イオン合計 4206
陰イオン mg
フッ素イオン 0.1未満
塩素イオン 4008
臭素イオン 12.0
ヨウ素イオン 0.2
硫化水素イオン 0.1未満
硫酸イオン 3.4
炭酸水素イオン 4949
炭酸イオン 0.1未満
チオ硫酸イオン 0.1
リン酸イオン 0.1未満
硝酸イオン 0.1未満
亜硝酸イオン 0.1未満
陰イオン合計 8973

非解離成分 mg
メタケイ酸 45.5
メタホウ酸 547.7
非解離成分合計 593.2
溶存ガス成分 mg
遊離二酸化炭素 717.7
遊離硫化水素 0.1未満
溶存ガス成分合計 717.7

 


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制作:2004年5月20日 修正:2004年5月21日