伊賀の国大山田温泉 そうぞの森 さるびの |
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※写真は2003年12月撮影 |
入浴施設と地元の特産品販売所がセットされた、今どきの田舎にありがちな施設だが、その規模の大きさ・設備の充実ぶりは目を見張るものがある。 温泉DATAを見るとわかるが、炭酸水素イオンをたっぷり含んだ重曹泉である。浴槽につかると、すぐに肌がぬめっとするのがわかる名湯。浴場内に飲泉場もある。 浴場には、1)木の大浴場[檜杉(けさん)の湯]、2)石の大浴場[ささゆりの湯]、3)酒樽風呂と登り窯風呂[杣(そま)の湯]、4)露天風呂[淡の湯]がある。私が訪問した日は、1)と3)が男湯となっていた。 入浴料は800円。これで、入浴セット(タオルとビニール袋)がつくので、手ぶらで訪れても入浴OKである。 館内には、伊賀肉などを賞味できる本格的なレストランのほか、安価なセルフサービス式の食堂もあって、下手な健康ランドよりも充実した設備である。 多忙な日々に疲れ果てた私は、ゆったりと流れる時間を求めて大山田温泉を訪れた訳だが、代わり映えのない日々を過ごしているお年寄りは、ボケ防止=脳ミソへの刺激を求めてさるびのに来ている訳で、双方の欲求は本質的に相いれない。騒音に満ちた広間は遠慮して、ソファでくつろぐことにした。 平日に限り、これらの施設を利用したあと、再度の入浴が可能である。 大阪・京都・名古屋から、いずれもクルマで約1時間半。休日はかなり混むとのことであった。 ★ ★ ★ 源泉浴槽が出来たときいて、2005年2月に再訪した。 前回と同じく、檜杉の湯が男湯。これまでの浴室とは離れた場所に新築の湯屋が建っていた。タイル張りのシンプルな浴槽が2つ。手前が非加熱の"源泉風呂"、その奥が加熱浴槽である。脱衣場には『源泉掛け流し』の表示があったが、2つの浴槽共に吸い込み口と吹き出し口があったので、私の定義でいう『掛け流し』ではないような気がする。ちょっとがっかりの気分である。 けれども、いずれの浴槽もお湯の鮮度は高く、前回来た時より更にぬめり感が強いように思えた。また、今回、塩素臭はほとんど気にならなかったことを付記しておく。 なお、再訪までの間(2004年11月1日)に、上野市・伊賀町・島ヶ原村・阿山町・大山田村・青山町の1市3町2村が合併して伊賀市が誕生したので、所在地表記が変更になっている。 お気に入り指数:★★★☆☆
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制作:2003年12月25日 修正:2005年2月11日