■内線登録/解除

　RS20は、OSモード専用のPHS端末とみなせます。

■アナログポートに接続した電話機から行う方法

1) 電話機をオフフックする。
2) [*] [*] [7] [1]
3) [*] に続いて、登録(or 登録解除)する内線番号( [9] [1] 〜 [9] [6] )を押す。
4) [*] [0] (登録解除の場合は [*] [1] )
5) 4桁の暗証番号を押す。
6) [#]
7) 電話機をオンフックする。

■ATコマンドで行う方法

1) シリアルポートor USBポートから、下記のATコマンドを送る。[return]はまだ押さない。

AT#ZSXYYYY　(登録)

AT#ZSXYYYY/d　(解除)

　 X : 内線の指定(A=無線A=内線91, B=無線B=内線92, ....F=無線F=内線96)
YYYY : 暗証番号(0000〜9999)

2) [return]を押す。

• RS20をPALDIO632PやP-link Stationの子機として登録できたら面白いと思って実験したのですが、NGのようです。残念!

■Macintosh USBモード

　MacにUSB接続する場合、背面パネルのDIP SW1をONにして、電源を再投入します。

■デュアルリンクワイヤレス通信

　RS20のアナログポートに接続した電話機/Faxなどから発呼する場合、電話番号の末尾に"*"をつけると、デュアルリンクワイヤレス通信となります。64Kbit/secのPCMで符号化し、無線ポートの2チャネルを同時に使って音声を伝送しますので、通常の電話回線と同等とみなすことができます。このとき、他の内線PHSは使えません。
　"*"をつけない場合は、通常のPHSと同じ32Kbit/secのADPCMで音声符号化するので、いわゆる"みなし音声"となり、モデム本来の性能は発揮できません。その代わり、同時に他のPHS端末を使用することができます。

(C)Heian Software Engineering
2001.1.17 制作